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失敗しないキャットフード※成分表と原材料の正しい見方※

      2018/07/14

キャットフードの袋を見ると「ミートミール」という成分や原料をよく目にします。

「ミートミール」って、お肉(ミート)を材料にした食べ物(ミール)なんて思ってませんか?

実は…、「ミートミール」は、病気や死んだ動物が材料になっている可能性もあるんですよ!!

加工品のキャットフードは、見た目だけでは原材料や成分の見分けが付きません。

購入前に、どんな原材料が危険で、理想的な成分の割合(%)はどれくらいがなのか?をチェックしましょう。

ここではキャットフードの材料と成分の見方、安全なキャットフード選びについて解説しています。

 

キャットフードの成分表はココをチェック!

実際に販売されているキャットフードの成分表で説明していきましょう。

私達が普段目にする食品成分表に、一見似ていますよね。

でも飼い主さんにとっては自分の食べ物の中身を気にする以上に、キャットフード選びでとても重要なポイントです。

成分 100gあたりの割合(%)
粗タンパク質 37.00
脂質 20.00
粗灰分 8.50
粗繊維 1.50
水分 7.00

カナガンキャットフードの成分表より)

実際の成分表にはこの他に、オメガ6脂肪酸・オメガ3脂肪酸・リン・マグネシウム・ナトリウムなどが載っているのですが、成分表では次の5項目だけをチェックすれば大丈夫です。

1. 粗タンパク質
2. 粗脂肪
3. 粗繊維
4. 粗灰分
5. 水分

 

上の5つは成分表示が義務付けられていて、どのキャットフードにも表示されています。

実はこれら成分の数字をチェックすることで、食べさせる価値のあるドッグフードかどうかはある程度分かりますよ!

この記事で目安となる数値は、「健康なネコちゃん」を想定した基準を紹介していきます!

【成分表豆知識】
ちなみに「粗タンパク質」「粗脂肪」などの「粗」というのは「だいたい」と言う意味です。食品中の成分を算出する場合に大体の量しか計測できないので、大まかな数値という意味の「粗」が使われています。「粗悪品のタンパク質」と言うことではないんですね(^^)

この成分は保証分析値(ほしょうせいぶんち)と呼ばれ、この中の数字から栄養面に優れたキャットフードか悪いキャットフードかがある程度分かってきます。

それぞれの成分の特徴を見ていきましょう。

 

粗タンパク質は多いほうが良い

「タンパク質」は筋肉や血液、臓器など体内を調整してくれたり、元気の元エネルギー源にもなっている特に重要な栄養素です。

NRC(アメリカ動物栄養学国立研究会議)では、
猫や猫は十分なタンパク質を与えられていれば、全く炭水化物を必要としない
と発表しているほどです。

そしてAAFCO(アメリカ飼料検査協会)は、
「猫と猫が必要な炭水化物の最低量はゼロだけれど、たんぱく質は過剰供給になることはない
と発表しています。

つまり猫の成長や健康のためにはたんぱく質をしっかり摂らせるのが重要で、フードを選ぶ際には、粗タンパク質が25%以上のフードを選ぶのが理想的です。

猫に必要な5つの栄養素「タンパク質・脂肪・炭水化物・ビタミン・ミネラル」のなかでも、一番多く与えてあげたいのがたんぱく質なんですね。

 

タンパク質不足になると?

丈夫な体に育つようにと子供にお肉や魚を食べさせるように、ネコちゃんの成長や健康に欠かせないのがタンパク質。

猫はもともと体調管理が難しいのですが、体調のバロメータにもなる

・目やに
・涙やけ
・毛並みの悪さ

といった原因の多くは、タンパク質不足が影響しています。

「高タンパクなドッグフードに変えただけで、抜け毛がなくなったり毛並みが良くなった!」という声も多いんですね。

【フード選びのポイント①】
フードでチェックしたいのが、粗タンパク質が25%以上を目安に選ぶことです!

 

粗脂肪は体重管理を基準に

猫にとって、もうひとつの大切なエネルギー源が「脂肪」です。

脂肪や脂質と言えば太りすぎやダイエットを想像しがちですが、猫にとって脂肪不足は問題です。

良質な魚が含まれると脂肪の質が良くなり脂肪の量も増えますが、材料が悪いと脂肪の質も悪くなるので、やはり材料の良し悪しは脂肪の品質に関係してきます。

大体の目安はタンパク質の半分の量と言われていて、成分表を見て8~10%程度あれば理想的で、過剰に量が増えない限り多めに摂っても問題ありません。

 

体型による見極めが大切

ネコちゃんの体型によっては、

・痩せ気味:高脂質・高カロリーのものを選ぶ
・太り気味:低脂質・低カロリーのものを選ぶ

といったように、粗脂肪やカロリーのバランスを考えてドッグフードを選ぶのが良いと思います!

 

粗灰分

灰分とは、体の調子を整えるミネラルのことで、カルシウムやナトリウム、カリウム、リンなどです。

粗灰分が5~10%のキャットフードを選ぶと良いでしょう。

粗繊維

ウンチの味方「繊維」は栄養源にはなりませんが、体の余分な水分や老廃物を排出したり、便通をよくするために必要な成分です。

繊維そのものに養分はありませんが摂りすぎは逆効果なので、粗繊維4%以下のものを目安にすると良いでしょう。

水分

フードの種類によって水分量が変わるので、水分はあまり気にする必要はありません。

ただし水分の多いフードは腐りやすく、防腐剤や酸化防止剤などをたくさん使用しているものがあるのが要注意です。

水分10%以下のフードを選ぶと良いでしょう。

関連記事: 初めてのキャットフード♪知っておきたい種類と特徴とは

 

粗灰分(そかいぶん)は多すぎず少なすぎず!

灰分は、体の調子を整える無機質(ミネラル)の事で、代表的なものには、「カルシウム・ナトリウム・カリウム・リン」などがあります。

フードを選ぶ際には、粗灰分5~10%のものを選ぶようにしましょう。

ナトリウムの摂りすぎは腎臓病や高血圧などのリスク、リンの多量摂取も腎臓病のリスクがあるので、極端に粗灰分が多いフードは避けるほうが無難です。

また膀胱炎や結石などの病気になると、粗灰分の少ない低ミネラルのフードが推奨されています。

猫に必要な栄養もバランスが大切。粗灰分は多すぎず少なすぎずがポイントですね。

 

粗繊維はウンチに影響

粗繊維は、ウンチを増やして固めてくれる働きがありますが、摂りすぎると便秘や下痢の原因になるケースもあります。

とはいえ、適量の繊維は必要で、

・体の毒素や老廃物を排出する
・便通をよくする

といった働きに期待するなら、粗繊維4%以下を目安に選ぶといいですよ。

 

水分が多いものは避けるが◎

フード自体の水分はあまり気にする必要がなく、フードと一緒に水を与えてあげれば済む話です。

むしろ注意したいのは、水分が多すぎるフードで、水分の多いフードほど腐りやすいのです。

そのため、防腐剤・酸化防止剤といった添加物をたくさん使用しているものもあります。

カリカリのドライタイプをメインにして、水分10%以下のフードを選ぶと良いでしょう。

 

【まとめ】キャットフード成分表の目安

キャットフードを選ぶ時は、下表の数値を目安に選んでみてください。

成分 100gあたりの割合
粗タンパク質 25%以上
粗脂肪 8~10%程度
粗灰分 5~10%程度
粗繊維 4%以下
水分 10%以下

成分表をチェックするのはもちろんですが、どんな原材料なのか?添加物が入っていないか?なども必ず確認しましょう。

安価な商品には、人間の食品には使用が認められていない素材が、当たり前のように使用されています。

人工添加物の一例
・亜硝酸ナトリウム:保存料、赤色着色料
・プロピレングリコール:保湿作用、制菌作用
・エトキシキン:酸化防止剤
・グリシジンアンモニエート:甘味料
・赤色○号、青色○号:着色料

 
危険なフードを見極めて、安心できるものを与えることは飼い主の大切な役割だと思います。

ここで紹介した内容を参考に、安全で栄養のあるキャットフードを選んであげてくださいね!

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