猫の下痢をたった1日で治す方法!飼い主がすべき対処法まとめ
2018/07/16
愛猫が突然下痢をしてしまうと、不安でおろおろしてしまいますよね。
病院に連れていくのがいいのか、しばらく様子を見るだけでも大丈夫なのか…こんな悩みも生じるものです。
ここでは猫の下痢の原因とその対処法をまとめています。
下痢でつらい思いをしているネコちゃんに適切な措置を取ってあげるためにも、是非参考にしてくださいね!
下痢以外に注意すべき症状は?
まずは緊急を要する症状がないかどうか確認してみましょう。
下痢と一緒に次の症状が出ている場合は、すぐに病院で診てもらうことをおススメします。
・嘔吐がある
・食欲がない
・便に血が混じっている
・体重が減少している
・数日間下痢が続いている
これらの症状がある場合に心配されるのは、一過性の下痢ではないということです。
慢性的な胃腸疾患や、その他の内臓の病気で引き起こされた下痢の可能性が高いためです。
下痢以外の異変や、普段見られない症状を併発していないかどうかをまず確認することが大事です。
逆に下痢以外の症状が見られず、ネコちゃん自身も元気にしているようであれば、後で紹介するように絶食して1日様子を見るのが一般的な対処法です。
⇒自宅でできる!猫の下痢の対処法 ※下にスクロールします
猫が下痢をする主な原因は?
・お腹の冷え
・消化不良
・異物誤飲
・疲れ、ストレス
・小腸や大腸の異常
・寄生虫
小動物の猫はもともと下痢をしやすい生き物なので、ちょっとした疲れやストレスでも下痢をひき起こす原因になります。
そしてそのほとんどの多くは飼い主の手で防げるケースで、お腹の冷えや異物誤飲による下痢などが上げられます。
消化不良は最も多い下痢の原因ですが、飼い主さんの気配りで防ぐことができます。
消化不良の場合はキャットフードが合っていない可能性が高いので、「うちのネコはよく下痢をする」という場合は、まずは食生活を見直してみましょう。
下痢の原因となるキャットフード
下痢を起こす原因になるキャットフードには、多くの場合、消化の良くない原材料が含まれています。
消化の悪い原材料というのは“人工添加物”、そして“穀物”です。
保存料や着色料などの人工添加物が健康に良くないのは良く知られていることですが、どうして“穀物”が消化の悪い原材料なのでしょうか?
それは穀物の分解を促進するアミラーゼなどの消化酵素を、猫が持ち合わせていないためです。
安価なキャットフードの多くは、穀物(小麦、トウモロコシなど)を主原料としていますが、穀物は猫にとって消化しづらい食品なのです
本来、肉食動物の猫にとって必要なのはお肉(動物性タンパク質)です。
そのため動物性タンパク質なら消化しやすい身体のしくみになっているため、吸収も良い成分となっています(猫は腸が短い生き物で、腸の長さは体長の4倍しかありません)。
胃腸が弱い子の場合、普段のフードに入っている穀類のせいで下痢になっている可能性も十分に考えられます。
お肉メイン(動物性タンパク質)のフードに切り替えると消化が良くなるので、下痢の頻度は少なくなるはずですよ!
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自宅でできる!猫の下痢の対処法
下痢を治すには「1日絶食する方法」が手軽で効果的と言われています。
お腹の中に入っていたものを1度空にして、消化器を休めるのがポイントで、やり方は丸1日は食事を抜いて、水だけを与えてあげます。
次の日は便をチェックして、下痢が治まったようであれば、少しずつキャットフードの量を増やて与え、元の量まで戻していきます。
たいていの場合、絶食治療だと大半の下痢は1日で治るため、猫がご飯を欲しがっても、飼い主さんもこの日だけは心を鬼にしてください。
脱水症状を避けるために水を飲ませる
下痢の場合は、本来なら腸で吸収されるはずの水分が、そのままお尻から出てしまうので、脱水症状を引き起こすケースがあります。
脱水症状を起こしているかどうかの見分け方は、首のうしろあたり(背中付近)の皮を引っ張って、皮の戻り具合を見ることです。
反応よく皮が戻れば正常、じわーっと時間をかけて戻るようであれば脱水症状を起こしている可能性が高いです。
脱水は表面的に見抜きにくく、飼い主さんも気が回りにくいので、特に心配りしてあげてくださいね。
【脱水症状で弱っている時の猫の皮膚チェックの仕方】
脱水症状(動画内0:35~0:50):指で皮膚を引っ張って離すと、戻りがゆったりとしています。
回復後 (動画内6:10~6:25):引っ張って離した後、皮膚がすぐ戻っています。
獣医さんに伝えたい情報
・ウンチの回数
・前日や当日に食べたもの
・体重減少の有無
・水をよく飲むかどうか
下痢の症状を正確に伝えることは、獣医さんにとって診療や治療方針を決めるのに役立つ情報となります。
愛猫が早く回復するためにも、上記の項目を記録するなどして、獣医さんにしっかり伝えられると理想的です。
また、できれば便は水分を奪われないようアルミホイルに包んで病院に持っていくと、病気の特定がしやすくなります。
今日からできる!下痢を改善するための対処法
ヒトと同じで、猫も腸内で食べ物を消化して栄養素を吸収します。
腸内環境が悪いと胃に負担がかかり、栄養素をうまく吸収できず未消化のまま、下痢になって排出されてしまいます。
猫にとっても腸内環境というのはすごく大切で、腸内環境を整えてあげることは体質改善と深く関係しています。
つまり体質改善して免疫力を高めてあげると、胃腸の粘膜が強くなり、腸内環境が整うので下痢になりにくい体質になるということです。
効果的に体質改善するには免疫力を高めるのが大切で、免疫機能を高めるサプリを与えるのが良いとされています。
猫の下痢におすすめの猫用サプリ
サプリメントの強みは、毎日のキャットフードでは摂れない栄養素がしっかり補えることです。
フードだけでは不十分だと感じる栄養サプリをキャットフードに入れて与えるだけなので、飼い主さんの手を煩わせることもありません。
今では猫用サプリもメジャーなものになり、実際に使っている飼い主さんもたくさんいるので、一度試してみる価値はあると思いますよ^^
下痢猫ちゃんに「キングアガリクス100ペット用」
内容量 | 9g(1粒300mg×30粒)※小型猫で約1か月 |
通常価格 | 6,000円 (税別) |
定期価格 | 6,000円 (税別・1粒300mg×30粒) 30,000円 (税別・1粒300mg×150粒) ※いつでも解約可 |
定期初回特典 | 送料無料、特製スプーン |
1回のコスパ | 200円 ※小型猫の場合 |
タイプ | 錠剤タイプ |
食べさせ方 | 1日1粒、そのまま口に入れるか、フードと一緒に混ぜるだけ |
成分 | ブラジル産アガリクス末(キングアガリクス21株使用) |
成分分析値 | タンパク質39.8% 脂質2.9% 糖質24.2% 植物繊維18.9% |
【与える目安】
体重 | 1日の摂取量 | 1袋消費日数 |
5kg未満 | 1/2粒(150mg) | 60日分 |
5~10kg | 1粒(300mg) | 30日分 |
10~15kg | 2粒(600mg) | 15日分 |
15~20kg | 3粒(900mg) | 10日分 |
20~25kg | 4粒(1.2g) | 7.5日分 |
25kg以上 | 体重5kgごとに1粒ずつ追加 |
【キングアガリクス100ペット用の特徴】
・貴重種のキングアガリクス100%
・無添加で安心・安全
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下痢がちのネコちゃんに「キングアガリクス100ペット用」をオススメする理由は、体質改善に必要な栄養素はもちろん疾病予防に必要な栄養を毎日カンタンに補えるからです。
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使用方法は直接食べさせるか、いつものキャットフードに混ぜるだけなので、飼い主さんの負担も小さく、毎日続けやすいのが特徴です。
まとめ
・1日絶食すれば、ほとんどの下痢は治る
・脱水症状の場合は水を飲ませる
・下痢がちな子はフードを見直す
愛猫が下痢をしても慌てずによく症状を見て、その状況に応じた措置を取れば、大事に至ることはありません。
腸が短い猫が下痢になるのは稀なケースではないので、下痢をした際には観察の上、今回の内容を是非活かしてあげてくださいね。
ひんぱんな下痢を改善したい場合は、フードを変える、サプリで体質改善する方法を試してみるのをおススメします。