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【初級者必見!】キャットフード♪3つの種類と特徴とは?

      2018/07/14

「うわ~。これも良さそうだし、あれも良いかも~♪ 迷うな~。」

餌の種類も選び方も分からない私が、初めてのキャットフードを買いに行った印象でした。

今ではペットショップやホームセンター、ネット通販とどれを選べばいいのかわからないほど多くの種類がありますよね。

しかし、愛猫に適したキャットフードを選びは愛猫の健康に最も関わることです。

ネコちゃんの寿命を大きく左右することにつながるといっても過言ではありません。

まずは、キャットフードの種類と特徴を理解することからスタートしましょう!

 

ドライタイプ

「カリカリ」と音を立てて食べてくれるこのドライタイプが、キャットフードと聞いてイメージしやすいですよね。

具体的には、フードに含まれる水分量が10%以下のものがドライタイプに分類されます。

ドライタイプはしっかりと加熱処理されているため、開封後も長期間保存できてコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。

でも梅雨の時期などはカビが生えたりするので、12%以下に保つ必要があります。

ドライタイプの特徴

・栄養が摂れる
・長期保存に向いている
・コストパフォーマンスが良い
・あごの力がつく
・歯垢がつきにくい

 

セミモイスト・半生タイプ

「半生(はんなま)」で柔らかく、フードに含まれる水分量は25~35%ほど。

ドライタイプよりもしっとりしていていて、柔らかく食べやすいのが特徴です。

歯がしっかりしていない子猫や老猫でも食べやすく、消化しやすいので無理なく食べられます。

ドライタイプよりも良い匂い(嗜好性が高い)がするので、食欲がないときに与えたりもします。

半生状態のため、品質保持の為に砂糖や防カビ剤等の添加物を使用したり、水分保持のために湿潤調整剤を添加します。

栄養のバランスを取るのが難しく、これが主食になると費用もかさむので、食欲がないとき補助的に与えるのが望ましいです。

セミモイストタイプの特徴

・しっとりしている
・良い匂い(嗜好性が高い)
・子猫や老猫でも食べやすい
・日持ちは良くない

 

ウェットタイプ


ウェットタイプは水分が約75%と多く、缶詰やレトルトパウチで販売されています。

中身は魚をペースト状にしたものが多く、においが強く肉の食感が残っているのでネコちゃんの好みに近いものとなっています。

猫の満足度も高く、ネコちゃんにとってはごちそうですね。

ただし、やわらかい=水分の割合が多いということなので、ドライタイプなどに比べて栄養は少ないです。

また、価格がやや割高なので、これが主食になると飼い主さんの懐が痛みます(^^;

しかも、ウェットタイプが主食になると、

・あごの力が弱くなる
・食べかすが残りやすく、歯石や口臭の原因になる

などの問題点も出てきます。

殺菌処理されているため長期保存も可能ですが、残した場合はラップして冷凍保存が必要です。

ウェットタイプを与えすぎると、間違いなくカリカリを食べなくなるので、普段のカリカリにトッピングしてあげる程度にしておきましょう。

ウェットタイプの特徴

・未開封だと長期保存できる
・一度開けると、日持ちしない
・猫にとってはごちそう(嗜好性が高い)
・歯垢がつきやすい
・コストが高い

 

初心者さん!それ「おやつ」ですよ!

初めてフードを買う、そんな初心者さんが間違えやすい注意点を、最後に1つだけ紹介しておきます。

一見キャットフードに見えるパッケージでも、それが猫用の「おやつ」として売られているものがあります。

こちらがアマゾンでも売られている猫用おやつ。

こういったおやつは「間食」のジャンルに分類されたもので、ジャーキーやガムなどのごほうびやおやつです。

主食となるフード(ごはん)は、「総合栄養食」とパッケージに書かれたものです。

 

 

間違っても「間食」と書かれたものを購入しないように、注意してくださいね。

「間食」と分類表示された猫のおやつは、主食のごはんと違って少量与えるもので、嗜好性やカロリー高めのものが多いです。

基本的にはおやつがなくても、総合栄養食のキャットフードとと水を与えるだけで、健康な体を維持するために必要な栄養を摂れるようになっています。

 

まとめ

猫ちゃん用フードを大きく分類すると、次の3つのタイプに分けられます。

・ドライタイプ
・セミモイストタイプ
・ウェットタイプ

 

基本的には、ドライタイプだけで十分健康を維持することができますし、良質なドライフードを与えていれば、猫の成長や健康に問題ありません。

ただし、あごの力が弱くなったシニア猫には柔らかいフードを、食が細い子には嗜好性の高いウェットタイプをトッピングしてあげるといった工夫は、ケースバイケースで必要になってきます。

こんな時には、ドライタイプ以外のフードをじょうずに利用して、しっかり食べさせることが大事です。

まずは、飼い主さんの懐具合が傷みにくく、ネコちゃんにも人気のドライタイプのドッグフードを探してみてくださいね。

 - キャットフードの選び方]